おともにtime’s blog

本や映画の感想、心に残ったシーンを皆さんと共有していきたいです。ちょっとした休憩のおともになれますように!

映画、ボヘンアンラプソティーをクイーンのファンでないけど観てきた感想

こんにちは!

友達とボヘンアンラプソティを観てきました🎬

 

スペックとしては私達が知ってるクイーン情報は👇

私は先輩が持ってたライヴエイドのライブ映像を見たことがあり。楽曲はテレビのドラマやCMで流れてて知ってる程度。

そして同性愛者でエイズが原因で亡くなったということでした。

友達はテレビで流れているのを聞いたくらい。テレビで今回の映画の特集を見て興味を持ったそうです!

 

ザックリな概要

1980年代に人気を博したクイーンのボーカル、フレディ・マーキュリーの伝記的な映画🎬

常識に縛られない音楽を生み出し、スターへと駆け上がったクイーンの華やかな活躍の裏側のストーリー。

考え方の違いなどで崩壊寸前になっていたバンドが挑む、20世紀最大の音楽イベント、ライヴエイド

伝説のライヴと言われたライヴエイドの映像の再現!

メンバーのブライアン・メイロジャー・テイラーが音楽プロデューサーを務める!

 

ということで期待大でした!

ライヴエイドの映像を観ているので、画面越しにあの時の熱狂は共有しているつもりだし。(クイーン以外のバンドも素晴らしかった)

と言ってもクイーンやバンドのこともあまり知らないから逆に観てみたいと思いました😁

 

ここからはネタバレも含みます

冒頭でいきなりライヴエイドのステージに歩いていくフレディの背中の映像から始まります。

おっ?!このまま少しライヴ映像が観れるのか?と思ったら、急に時が遡り、フレディとメンバーの出逢いを描くシーンに移ります。

フレディは出っ歯であることやパキといった差別で結構周囲にバカにされています。

出っ歯と思ったこともないし、パキと差別されていたこと、インド系であることも知らなかったのでとても驚きました😲

厳格なお父様はフレディが夜な夜な遊びに行くこと、バンド活動、本名以外を名乗ることを快く思っていません。

善き心で善い行いをすることに重きをおくお父様にとって上記のことは理解できず、本名以外を名乗ることも、自身のルーツを恥じているのか?!とご立腹な様子が表現されています。

どうしても、一般的な生き方と異なる行動を取ると親からは非難されがちなのは今も昔も変わらないのだなと思いました😅

 

そしてもう一つ驚きなのが、彼女がいた事です!同性愛者だと聞いていたので、初めから同性オンリーということではなかったんだなと。

彼女のメアリーはフレディの中世的な服装の趣味なども理解して、一緒に服選びをしています。ここら辺のシーンは微笑ましく見ていました☺️

 

固定概念に縛られない音楽作りで人気になっていくクイーン。徐々に周囲の取り巻きが派手になっていくフレディ。

少しずつ彼女や他のメンバーとの温度差、すれ違いが垣間見て出しました。

そこに漬け込んだのがマネージャーの男ポールです。

心の準備が出来ていなかったのでいきなりのキスシーンはびっくりしました🙄今なの?って。

 

ポールとの仲が親密になるにつれて、メンバーやメアリーとの心の距離が離れていくフレディ。ソロ活動を提案され物理的にもみんなと距離ができます。連絡もポールによってシャットダウンされてしまいました。

悪い男!

 

久しぶりに会えたメアリーとの会話によって、ポールによって連絡が断たれていたことを知るフレディ。大事なライブの話もシャットダウンされていました!このライブこと、20世紀最大規模と言われた音楽チャリティーイベント、ライヴエイドです。

ソッコーで別れた2人でしたが、ポールは早速フレディの性癖なども含めてマスコミに暴露し始めます。

嫌な男だなぁ!

 

その後、メンバーに謝罪し再び皆で活動&ライヴに出ようとお願いするフレディ。

了承したメンバー達は大人だなと思いました。私だったらあんな馬鹿にする発言をした人と再び活動できる気がしないです💦(ポールにそそのかされ、ソロ活動を始める時にメンバーにひどい事を言ってます)

心のどこかで馬鹿にされてるんだろうなって思ってしまうし😅

 

再び活動を再開しライヴエイドに参加するクイーン。このシーンが今回の映画で宣伝でよく言われているラスト21分のパフォーマンスです!

ライヴに向かう前に実家によるフレディ。新恋人のジムも連れて。

自身の事を正直に家族に打ち明けるには勇気がいります。そしてそれを受け入れる側も。

家族はみんなジムにも好意的でした。

そしてチャリティーイベントに参加することになり、お父様がずっと言ってきた善き心善き行いが実現します!

しっかりと抱きしめ合う2人。ここは泣きそうになりました😢

自身が頑張りたい・やりたいことと、親からの期待・需要が必ずしも一致するとは限りません。

頑張っても頑張っても認めてもらえない虚しさもあったでしょう。

それでも信念を曲げずに続けた結果、やってきた事と、親からの期待が一致したのです。

夢を諦めて親の期待通りに無難に落ち着く方が楽になれる時もあるでしょう。

でも本当に続けてきて良かったね!と心から思いました。

 

そしてライヴ会場に移動し、シーンは冒頭のステージに歩いていくフレディの背中が映されます。

おぉう!ついにラストのシーンか!と期待も高まります(^^)

パフォーマンスは最高でした✨フレディの仕草がそっくりなんです(^^)一緒に手拍子したくなっちゃいます♬

昔先輩に見せてもらったライヴエイドの映像の感動が再びと言った感じでした✌️

ライヴが終わったところで映画も終了。

最後のクレジットの部分でこのあと亡くなったと説明がありました。

この悲劇悲劇な感じを出さなかったもの逆に良かったと思います。

 

見終わった後はライブに来たような開放感と清々しさでした!

 

観ようか迷っている方は是非映画館へ!

これはDVDで借りて家で観るより、映画館のスピーカーで音楽をガンガン浴びながら観た方がおススメです💪

 

ではまた!

永遠の名作!「星の王子さま」は大人になってからでも遅くない!

こんにちは😸

肌寒くなって来ましたね🍁寒いのは辛いけど、空が澄んで星が見やすくなる季節でもあります⭐︎そんな時、私は「星の王子さま」を思い出します🐈✨

皆さんは子供の頃、星の王子さまを読んだことはありますか?私はなかったです(*´Д`*)💦

ざっくりと、地球外の星の王子がうっかり地球に落ちて、地球人と交流してから最後は自分の星に帰れるんでしょ?と又聞き情報で満足していました。

読むことになったきっかけは、大学の選択必修科目の中に「星の王子さまを読み解く」というなんともマニアックな授業があったのです。

私は上記の雑な情報しか知らなかったので、子供向けの本で授業が成り立つのかな?という興味から友人達とこの授業を受ける事にしました😼

 

授業自体はとても真面目で、基本的には指定された出版社の星の王子さまの本を教科書として、読み進めながら理解を深めるというものでした📖

授業は本を読むだけでなく、星の王子さまミュージアムのロケをしたテレビの録画を流したり、作者の半生のドキュメンタリー番組や舞台となった砂漠についての番組を流す事もあったので退屈しませんでした📺

私は正直なところ、長編ではない一つの物語のみで半年の授業をやりきる先生が凄いなと感心しました😲

星の王子さまは比較的本の厚みはない方で、読書スピードが速い人なら1日~2日で読めてしまうページ数だからです。

前置きが長くなりましたがこの時、上記の雑な情報が間違っていたことを知ると同時に、この本が好きになりました(^^)そして最近もう一度読み直して、学生時代とはまた違いさらに面白く感じるようになったのです!

 

名台詞 大切なものは目には見えないんだよ

 

小説を読んだことがない私でも知っていた名台詞です。

むしろ、この台詞だけが、前後のやり取りも知らぬままに世の中に広がっている気がします。

とても素敵で、ハッとさせられる言葉であるのは間違いありませんが、小説を読むと更に重みが出る言葉です。

 

私が持っている星の王子さま

新訳 星の王子さま

発行所 株式会社宝島社

訳者 倉橋由美子

の文庫本になります📙

ページ数 165

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表紙裏に

「永遠に名作」が、いま新しく生まれ変わった!

大人が生き直すために書かれた

大胆にして清新

*清新の意味=新鮮で気持ちのいい様子(三省堂 新明解国語辞典より)

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と表記があるので、大人向けに出版された本のようですね!

 

持ち運びやすいサイズ感、所々挿絵がカラーで入っていて、挿絵を見るだけでも楽しめます(^^)

この本を元に感想を言わせてもらいます。

 

ザックリな概要

砂漠で遭難した主人公は、助けが来ず、水も食料も心細い生死に関わる状況の中で、そんなことまったく気にしていない少年に出会います。2人が過ごした数日間にうちに生まれた友情の物語です。また、少年が様々な星を見て出会った人々を通して、つまらない大人になっていないか、読者側が自問することになります。

 

ここからネタバレも含む

本の冒頭にて、主人公が砂漠に不時着し、ピンチである事と、子供の頃に周囲の大人達の数字でものを捉える考え方にショックを受け諦め、折り合いをつけながら生きてきたことが分かります。

悲しいことにこうやってみんな社会に適応して仕事をするようになって生きていくのですよね(´;ω;`)ウゥゥ

王子さまは、自分の質問に答えてくれるまではあきらめず問い続けるのに、主人公の質問には一切答えてくれません。でも自分のほうから自由に様々なワードを口にするので、主人公はそれらをつなぎ合わせて王子さまの理解を深めていきます。

小さい子(幼稚園児とか小学低学年の子)とお話しする時ってこんな感じだなと思いだしました。そして相手を知るために、時間をかけることを忘れていると反省しました。

まだお互いの心が許しあっていないのに、あれこれ質問して急いで相手を知るのではなく、相手が話してくれるまで待つことも必要なのではないかと思わされました。

 

作中では、王子さまが訪れた様々な星で個性豊かな人達に出会います。でも大人になった今読むと、こおいう人いるなぁとクスっとできます|ω・)むしろ社会人になってから読んだほうが共感が深いんじゃないかとすら思います。

 

心に残るシーン

 私はお酒がほぼ飲めないので、お酒を飲んで騒いでる人が苦手です。

どうしてそんなに理性が飛ぶほど飲むの?と疑問でした。なので大酒飲みが住んでいる星での会話が印象に残りました。

短いシーンでしたが、お酒を飲むのは「忘れるため」ということに、なるほどなと思いました。

よく「飲まなきゃやってられない!」と言って飲む人っていますよね。いろんな事情がありますが、仕事で大変な目にあったとか、失恋したとか。

ちなみに今は亡き祖父ですが、母たち娘がお嫁に行ってからお酒をたくさん飲むようになったそうです。さみしかったんだろうな。

祖母が亡くなった時も「飲まなきゃやってけない!!」と言ってみんなが止める中、無理やりお酒を飲んでいたのが印象的です。さみしかったんだろうな。

なるほど、お酒を飲んでいる間は忘れられるから飲むのかと。なんだか腑に落ちました。もう本人に確認はできませんがね。

 

好きなキャラクター

王様

一見、威張ってみえた王様でしたが、能力的に無理な命令はしないし、王子さまの「夕日がみたい」という要望に「今すぐは無理」と答えるのではなく夕日が見られる時間になるまで待つように提案します。なんだか憎めない人だなと。

世間の経営者にも見習ってほしいものです。

 

🦊

王子さまの大切な友達です。

「肝心なことは目には見えない」

を王子さまに行動をもって教えてくれました。狐は友達になるまでの過程、そしてお互いの特別になるすばらしさを教えてくれます。

はたから見たら、全部同じに見えても、その人にとって特別な一つになりえる

これは他者がぱっと見しただけではわからないことです。

この狐のモデルはフェネックと言われています。(砂漠に生息する狐属が
フェネックであること、作者のイラストの狐の耳が大きくフェネックの特徴と一致するので)

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フェネック

*写真出典:写真フリー写真素材 フォトック

 

こんな愛くるしいうえに重要キャラクターだなんてほれてしまう!笑

詳しく知りたい方はWikipediaをどうぞ!

フェネック - Wikipedia

 

どの世代の人にも読んでもらいたい

私の個人的な感想ですが、学生時代と、約10年たった最近で読んでみると、現在のほうが楽しめました!

登場人物の様々な星の人々も、学生の頃は「ふーん、個性の強い人たちだな」くらいにしか思いませんでしたが、社会人になった今読むと、「こんな人いるいる!」ととても共感したりします( *´艸`)

また王子さまや狐のやり取りをみて、時間をかけて信頼関係を作る尊さや、大切な人々と会う時は会う前でもウキウキすることなどを、時間に追われてじっくりかみしめていられなくなっていたなと思い出しました🍀

各年代によって感想が変わってきそうなので、本棚に大事にしまっておいて10年後おきに読んでみたい👀そんな作品でした! 

 

訳者によって表現に差が少し出るかもしれませんが、機会があったら是非読んでみてくださいね(^^)/

  

読書との出会い、映画を観る幸せ

初めての投稿です!これからよろしくお願いいたします(^^)

このブログでは、読んだ本の感想と心に残ったセリフ、観た映画の感想と印象に残ったシーンのご紹介をメインにして行きたいと思います。

休憩時間などに、ふとこちらのブログを読んでいただき、映画を観よう・DVDを借りようと思ったとき、本を買いに行こうとしたときに思い出していただけたら幸いです!

そんな感じで皆様の休憩の「おとも」となれるよう、おともにtime`s不定期ですが書いていきますので、どうかよろしくお願いいたします(^▽^)

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本との出会い

初めての投稿なので、自己紹介がてら本との思い出を書かせてもらいます✒

本を読む習慣ができたのは、これは、父の影響だと思います。父は無類の読書好きで、親しい友人と虫の会というグループを作っています。虫が嫌いな私は「虫?!(# ゚Д゚)」と思いましたが、読書好きのことを本の虫というそうです。今でもその会に行くときはルンルンで出かけていきます。もう40年以上の付き合いだそうで、そおいうのを見ていると気が合う・趣味が合う友達は大事だし宝だなと思います。

 

幼稚園生のころから、両親にはあまりアクティブに遊んでもらえなかったのですが、父は近所の図書館に連れてってもらい、好きな本を探して好きなだけ読みなさいと言われていました。小さい頃は父が家に帰るまではどんなに飽きても図書館から出れないので、図書館の隅から隅まで歩き回り、興味のある本がないか探し回っていました。

動物が好きだった私は動物の図鑑や、動物が出てくる絵本ばかり読んでいる子供でした。あまりに同じ本をリピートして借りるので、父が犬と猫の図鑑を買ってくれたことはいい思い出です🐶😺好きすぎが変な方向に行ってしまい、折り紙の本から動物を抜粋してひたすら作っているときもありました。結構楽しかったです♪

小学生になると、国語の教科書で物語を材料にみんなで勉強したり、夏休みの読書感想文で小説を読む機会が増えてきました。クラス内で「これがおもしろい!」という情報を得ることができるようになったので、今までは自分が元から興味のあることしか選ばなかったのが、新しいジャンルのことも知り読むようになったのです。

また、自分が比較的に本が好きなタイプなのかなと自覚したのも小学生の時でした。夏休みの読書感想文を書くために選んだ「15少年漂流記」が面白くて、夏休み中に何度も読んだので、〇ページ目と言われるとどんなシーンでだれがどんなセリフだったか説明できるようになっていました。(20年ほどたった今ではさすがに説明できませんが)夏休み→海→海で活躍する少年たちという相乗効果で自分の心の中で一人で盛り上がっていたのもあるかもしれませんねぇ(*´з`)

自宅で読書に集中しすぎて、目の前のテレビで流れているバラエティー番組の音が全く聞こえてない時もあり、しかも本の内容が面白くて爆笑していて母にに驚かれていました。(母と兄弟は読書が苦手だったので、本で爆笑できること、テレビより夢中になれることが驚きだったそうです)

小学生時代は読書に集中すると周りの声が聞こえていませんでしたが、母に注意されて次第に集中しすぎるということはなくなっていきました。

中学生になると、当時流行っていたテレビドラマ「3年B組金八先生」で、朝の10分読書という、授業前に10分本を読むというシーンがあり母校でも導入されました。私はエスカレーター式の学校に通っていたので、高校を含めた6年間毎朝本を読むようになりました。ここで本を読むことが習慣づいたように思います。ちなみに電車通学だったので、朝の10分では足りなくて、話の続きが気になって仕方がなくて、行き帰りの電車でも読んでいました。高校生になった頃には本の消費が激しいので、おこずかいが足りなくなりそうになり、読むペースを調整するようになりました。

大学生になったとき、私は片道2時間かけて通う大学を選択しました。(のちに一人暮らしはするけど)その選択に驚かれることもありましたが、通いだすと意外にも同じように時間をかけて通っている友達がちらほらいました。しかも私より時間をかけて通っている子もいました( ゚Д゚)その中には私と同じように電車内では読書している子もいて、読み終わった本を交換したり、学校帰りに電車に乗る前に一緒に読む本を買ってから帰ったりしていました。結構楽しかったです(^^♪

社会人となった今でも、電車の中では読書派です。夢中になりすぎて降りたい駅を乗り過ごすこともありますが、本は電池を使わないのでそこに気を遣わないのが魅力ですね!

社会人になった今では小説だけでなく、ハウツー本なども読むようになりました。本は物語の世界をのぞかせてくれるだけでなく、様々なことを教えてくれますよね✨

次回より、本・映画の感想を書かせていただきます!これからよろしくお願いいたします(^^)/

☆映画への思いはまた別の機会に書かせて頂きますm(_ _)m☆